趣味の資格

国家資格マニア・慶應通信法学部甲類75期春

防災士講習(日赤特例)


本日(2019年12月22日)は防災士講習を受講してきました。

今回は既に取得している日本赤十字社の赤十字救急法救急員の資格を活かして日赤特例の講習を受けてきました。

 

日赤特例について詳細は以下の過去記事をご覧ください。

 www.shikaku.fun

www.shikaku.fun

 

また、赤十字救急法救急員についてはこちらの過去記事をご確認ください。

www.shikaku.fun

 

www.shikaku.fun

 

最初から日赤特例で防災士講習を受講するつもりで日赤の講習を受けに行きましたが、それがちょうど1年前なので最終目的にたどり着くまで1年かかってしまいました。

日赤特例の防災士講習は冬にしかやっていないので今後受講を希望する方はぜひ計画的に赤十字に通ってください。

 

 

講習会場

大阪の講習会場はシキボウホールでした。

www.shikibo.co.jp

本町駅と堺筋本町駅の間ですが、本町駅からの方が近いので路線の都合がなければそちらからのほうがいいかと思います。

近隣に駐車場はありますが、オフィス街ですので土日と言えどもそれなりに高いのであまり車はおすすめできません。受講者も100人以上いましたのでもしかしたら駐車場確保に苦労するかもしれませんしね。


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 ※会場内は写真撮影禁止だったので他の写真はありません。

 

時間割

時間割は以下の通りです。

9:00~9:15 受付

9:15~9:25 防災士制度の紹介ビデオの上映→試験の説明スライドに変更

9:30~10:30 気象災害

      泉順一郎 講師

      (日本気象株式会社 気象予報士・工学博士)

10:40~11:40 災害情報と災害報道

      松井一洋 講師 

       (広島経済大学メディアビジネス学部メディアビジネス学科教授)

11:50~12:50 企業防災と地域協力

      松井一洋 講師 

12:50~13:50 昼食 ※朝の予定だったビデオがここで再生される

13:50~14:50 地震の仕組みと被害

      牧紀男 講師

       (京都大学防災研究所教授)

15:00~16:00 耐震診断と補強

      牧紀男 講師 

16:10~17:10 土砂災害と対策

      山下勝 講師

       (シバタ工業株式会社理事・NPO法人兵庫県砂防ボランティア協会副理事長)

17:30~18:30 防災士資格取得試験

 

受付が9時からで建物の開門自体も9時からと書いていたので9時5分頃に会場入りしたら既に9割以上の席が埋まっていました。自由席だったので座れる席を探すだけで大変なタイミングです。9時より前に開いていたんじゃないでしょうか?

この時点でわかったんですが、日赤特例は専用の講座が用意されているわけではなく、通常の2日間講習の2日目にのみ参加する形をとっているようです。

また、受講者は120人程度だったんですが、日赤特例じゃない人の番号だけで100番まで行っていたのでおそらく特例受講者は20人程度しかいなかったんじゃないかと思います。

まわりは前日から受講している人ばかりだったので、講習開始前からみなさん熱心に試験対策の勉強をしていました。

なんなら講習中も講師の話を聞かずに試験対策をずっとしている人ばかりでした。

私も一コマ終わってからわかりましたが、この講習は講師の話を聞いているだけでは試験で点数はとれません。

講師はそれぞれ自分の専門の話したいことを話している感じで、場合によっては講義テーマからかなり外れている人もいました。

また、日赤特例の受講者は初日が免除されているのでその日にやったことは全く知りません。また、一般受講者は事前にレポートをやって講義で触れていない分野についても予習をしていますが、日赤特例の人はレポートも免除されているので自主的にやっていない限りその部分も不利です。

また、今回通常1日目にやっている内容を2日目と入れ替えたらしいです。つまり、「日赤特例はこの項目だけ履修」でも「この項目は免除」などと決まっているわけではなく、「そのときのその会場の1日目科目を免除」といった感じで進められているようです。

 

資格取得試験について

そんな感じでよくわからないまま1日講習を受けると最後に資格取得試験が待っています。

この試験は3肢択一式が30問です。すべての問題が「正しいものを選べ」で形式が統一されているので、そこでだまされることがないのは安心です。

8割で合格なので30問中24問正解しないといけません。6問しか間違えられないのはなかなか緊張感がありますね。

試験時間は50分ですが、途中退室はいつでも可能です。一番早い人で15分くらいで退室してましたが、私はのんびりやって20分くらいで退室しました。

問題は回収されるので内容については触れませんが、予習していなかったわりにはあまり難しい問題ではありませんでした。

というのも、資格マニアとして学んできたことがいろいろと活かせたからです。

防災管理者・防火管理者・消防設備士・赤十字救急法救急員と、防災に活かせる資格はいろいろと取ってきましたし、電気工事士(インフラ)や1級小型船舶(気象)などの知識も活かせました。また、法制度については両方とも不合格でしたが社労士・行政書士の勉強も役立ちました。

2019年最後に受けた試験としては1年の集大成のような形でしめくくれて気分よく解くことができましたね。

 

試験結果については1月9日か10日あたりの到着だったと思うのでまたついたらお知らせします!

自信のなかった問題は2問程度でしたし、多分合格しているでしょう。

防災士の登録証はあんまりかっこよくないですが、まあ楽しみにしておきます!(笑)

 

しかし民間資格・講習資格はコスパ悪いなあ・・・