今日は私の資格への思いを一つ紹介します。
私はそれなりに英語は得意ですが、英検は受けません。
受験料が高い。面接がめんどくさい。など、理由はいろいろありますが、最大の理由はこれです。
「英検1級には受からない」
2級ならおそらく勉強せずに行っても合格すると思います。準1級もおそらく多少準備してから受けに行ったら十分合格できると思います。
けど、1級は相当努力しないと合格しないと思います。
では、なぜ十分履歴書に書けるレベルの英検2級や準1級をうけないかというと、「響きが悪い」・「中途半端」だからです。
これは完全に悪い癖なんですが、大学生くらいのときから資格試験を受けるときは、とにかく最上級を一発でとりたい、という思いがあります。
大学生の頃に旅行業界に就職したいなーと思っていた時期があり、有利になると思って「旅行業務取扱管理者」の試験を受けたことがあります。
そのときも十分に勉強する時間が取れないにもかかわらず、ステップアップなど微塵も考えずに「総合旅行業務取扱管理者」を受験しに行きました。
取得資格一覧に載せていないことからもわかるようにあっさりと落ちました。
おとなしく国内旅行業務取扱管理者試験から受けていたら受かっていたかもしれません。しかし、受験資格や実務経験の制限がないのに、下位資格に甘んじるというのが許せませんでした。結局落ちてるんで見下している国内よりも全然何もできないんですが。
そんな流れで、現時点で紹介している取得資格も、「一級小型船舶操縦士」・「第一級海上特殊無線技士」などです。これらの資格を取った時もステップアップで取得することは考えませんでした。
ここで、無線従事者免許制度に詳しい方だと、「第一級海上特殊無線技士」は最上級資格ではないということにお気づきになるかと思います。これより上には「第一~四級海上無線通信士」や、「第一~三級総合無線通信士」の資格があります。
そこで今回のタイトルに戻ります。本当に最上級でなくとも、ぱっとみ最強の「一級」であればとりあえずそれでいいんです。そこのあたりは適当です。
ただし、上位資格へのあこがれはあります。
ただ、そこで狙いたいと思っているのは「第一級海上無線通信士」、「第一級総合無線通信士」です。たとえ今の資格より上でも「第四級海上無線通信士」は「四級」という響きが嫌なので検討しません。
現在、航空無線通信士の資格取得に向けて勉強中ですが、これにも理由があります。
海上特殊無線技士の勉強をしてるあいだに、電波や無線に関心を持つようになりました。そういうものに興味を持ったら、最近は全く流行りませんが数十年前だとまずはアマチュア無線から入るものだったと思います。
私もアマチュア無線に興味を持ちました。しかし、特殊無線技士とは全く別の資格なので、改めてアマチュア無線技士の免許を取らなくてはいけません。
アマチュア無線技士の免許にも一級~四級があります。
はい。1級が欲しいですよね。そんな大出力の無線機を買うお金も場所もそこまでの熱い興味もないのにです。
実際アマチュア無線をはじめるにしても間違いなく四級の操作範囲で十分です。
そこで目を付けたのが「航空無線通信士」です。空に関するこの資格には級分けがありません。また、一級陸上無線技術士や一級海上無線通信士と比べてまちがいなく難易度は下がります。
そして何より、「第四級アマチュア無線技士」の操作範囲をカバーしているんです!
つまり、「4級」という個人的には中途半端な数字に甘んじることなく、現実的な「4級」の範囲を操作できるようになります。
そういう流れで、今回は航空無線通信士を目指すことになります。
空を飛ぶ予定は一切ありませんし、そもそも旅客機のパイロットなどのプロの仕事につかない限り下位資格の航空特殊無線技士で十分です。
30過ぎて視力も悪いし、航空身体検査をパスできる程、健康体ではないのでプロパイロットになる可能性はゼロです。航空管制官くらいならわずかには可能性があるかもしれませんが、それもほぼゼロでしょう。
純粋に資格マニアとしての興味から受けることになった資格です。
ですが、なかなか面白い、興味を持って取り組める勉強です。
完全に無駄で馬鹿らしいポリシーに振り回されていますが、「航空無線通信士(とそれに付随してくる4アマ)」取得に向けて勉強を引き続きがんばります!
あ、まだ詳しく紹介した記事は書いていませんが、ネタ系の検定は最上級は無理に目指しません。どんな級でも十分「ネタ」として通用しますので。このあたりは大阪人ですから面白ければいいんです。
また、今後「第二種電気工事士」をめざそうかと思っていますが、この類の資格は実務経験を求めてくることがあります。電気工事士も一種は実務経験が必要です。なので、かなり不満はあるんですが、カード系国家資格を増やすためには致し方ないかな、という思いで妥協する予定です。
英検と旅行業務取扱管理者試験については、もうひとつ資格取得への思いがあるので近いうちに紹介したいと思います。