本日は来年1月に実施される電気通信主任技術者試験の締切でした。
出願期間が始まってからどの区分で受けようか考え続けていましたが、ようやく締切当日に出願することにしました。
この試験ですが、現在の形式で実施されるのは今回が最後となっています。
来年度からは試験の科目数が変更されます。
詳細はこのポスターを確認して下さい。
現在は「法規」「設備及び設備管理」「専門的能力」「電気通信システム」の4科目構成ですが、次年度からは「専門知識」がなくなります。
ただし、科目名としてなくなるだけで、「設備管理及び設備管理」の中に内容は吸収されて存続します。
この試験は科目合格制度がありますので、「旧・設備管理及び設備管理」に合格していると、「新・設備管理及び設備管理」に科目合格が継続されるんです!
つまり、今回の試験で仮に「専門的能力」以外の3科目に合格すると、新制度になったら申請するだけで合格することができます。「専門的能力」が全く無い状況で合格を勝ち取ることができるんです!
ということで、本来であれば対策教材も多く、自分の得意分野ともある程度被る「伝送交換」から受けるのが一般的ですが、試験制度変更の抜け道を使う事で、普通に挑んだら太刀打ちできない「線路」の方で受験することにしました。
ですので、今回はこの試験について完全合格は目指していません。
「設備及び設備管理」の1科目に全力で取り組み、あわよくば予備知識のある「電気通信システム」まで取ろうという程度です。
「法規」と「専門的能力」については完全に無視して臨む予定です。
今回「設備及び設備管理」が取れなかったら線路での合格はとてつもなく遠のきますからね。
線路の「設備及び設備管理」さえ合格してしまえば、あとは伝送交換と共通なのでそちらを目指していれば勝手に両方揃うようにもなります。
受験料が2万近くかかる試験ですので、一発合格を目指したいところではありますが、確実に狙って最終的には伝送交換と線路の両方に合格したいと思います!