10月25日から令和1年度下期 認定電気工事従事者認定講習の申し込みが始まりました!
(令和1年じゃなくて元年じゃないのかなあとよく思います)
早速申し込みましたよ!
認定電気工事従事者とは
電気工事士には2種類あって、二種と一種があります。
二種は一般用電気工作物の工事ができるので、一般家屋や小規模施設などの600V以下で受電する電気設備を扱うことができます。
それに対して一種を取得すると中小工場やビルなどの工事もできるようになります。
上を目指したいのでもちろん一種が欲しいところです。
試験自体は受けることはできますし、しっかり対策すれば合格することもできるんですが、5年以上の実務経験がないと免状発行ができません。
カード型免許を集めたいだけなので実務経験なんてつめるわけもなく、取得の見込みは全くありません。
合格だけっていうのも寂しいですしね・・・
そんな一種の免状を取得できない資格マニアのために(そんなわけはない)、一種の範囲のうち600V以下の自家用電気工作物に限って工事ができる認定電気工事従事者という資格があります。
この資格はそもそも第一種電気工事士に合格していれば免状の発行ができていなくても申請のみで取得することができます。
それ以外では講習受講で取得できます。
その講習こそが、今回申し込んだ「認定電気工事従事者認定講習」です。
この講習は誰でも受講できるわけではなく、第二種電気工事士の免状を持っているか、電気主任技術者免状(電験)の免状を持っている必要があります。
ここで若干疑問なんですが、第二種電気工事士試験は実技試験がありますが、電験はたとえ一種だとしても実技試験はないんですよね。
電験三種だとしても間違いなく電気工事士より電気に関する知識は上だと思いますが、実際の工具の取り扱いなどについての知識は担保されていないと思うんですよね。
講習のプログラムにも工具の取り扱いなどについての講義は入っていますが、電験ルートで認定電気工事従事者となった人が工事して大丈夫なんでしょうかね。
講習時間及び講習科目
ちなみにプログラムはこんな感じです。
第1編 配線器具並びに電気工事用の材料及び工具 1時間30分
第2編 電気工事の施工方法 1時間30分
第3編 自家用電気工作物の検査方法 2時間
第4編 自家用電気工作物の保安に関する法令 1時間
午前10時~午後5時なので丸一日講習です。
講習で取得する資格は私のポリシー違反ですが、電気系の国家資格はどんどん取っていきたいので気にしません!
(最近ポリシー違反が増えている気が・・・)
講習費用
講習費用は12,500円です。支払いの際に別途270円手数料がかかります。(コンビニ支払いの場合)
一種の試験を受けて合格してから申請で取得する場合、一種の受験料は10,900円ですので、若干講習受講ルートの方が高くつきますが、1日講習を聞くだけで特に試験もない方が間違いなく楽なので講習ルートを選ぶことにしました。
一種ルートではそもそも年に一回しか無い高難易度試験に合格しないといけないですしね。
講習内容や免状についてはまた受講が終わってから記事にしたいと思います。
申込期限は11月14日までです。申し込み検討しているかたはお早めに!
特に日曜日に講習が実施されるのは東京・神奈川・大阪だけです。
先着順かどうかは明記されていませんが、早めに申し込んだほうがいいんじゃないでしょうか。