本日(2020/03/08)は認定電気工事従事者認定講習を受講してきました!
講習会場
大阪府の会場は大阪府電気工事技術会館でした。
大阪府の電気工事士免状の申請場所ですね。
(私はオンライン申請したので行くのは今回が初めてです)
大阪駅から市バスで向かうこともできますが、現実的なのは堺筋線の天神橋筋六丁目駅から徒歩10分程度のルートかと思います。
6階建ての建物で、6階に一番大きな講堂があり、そこが講習会場でした。
収容人数は170人程度の部屋で、座席表を見る限り申込者は120人程度でした。
3人がけ長机の両端に座ってちょうどぐらいなイメージです。
先日届いた「急いでない人は欠席して下さい」といった案内にも関わらず、受講者は100人程度といったところでした。
みんな急いでるんですね。
この手の資格の例にもれず、ほとんどが男性で、女性は1人だけでした。(見逃していたらすみません)
第二種電気工事士試験と違って工業高校生っぽい人はあまりいませんでした。
高校生っぽいのは5人~10人くらいかなといったところです。
講習費用が高いからか、どうせ卒業して3年で取れるからでしょうか。
逆に、試験のときとは違って高齢の方が目立ったように感じました。
座席は全て指定されているので特に早く行って場所取りする必要はないです。
昼食についてはすぐ隣にスーパーがありますし近くにコンビニもあるので現地調達は可能ですが、気軽に入れる飲食店はあまり近くにはないのでご注意下さい。
天六駅まで戻ればいろいろありますが、昼休みは1時間しかありませんしね。
時間割
9:00~
受付
10:00~11:30
第1編 配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
11:30~12:30
昼休み
12:30~14:00
第2編 電気工事の施工方法
14:00~16:00
第3編 自家用電気工作物の検査方法
16:00~17:00
第4編 自家用電気工作物の保安に関する法令
17:00~
申請に関する説明等
6時間もある講習なのに開始1時間半後に早速昼休みなので、開始時間か順番を変えてもう少しバランス良くしてほしいなーと言うのが本音ですね。
コマによっては途中に小休憩が挟まれました。
男性用トイレは各階にありますが、男性の多さとトイレの数の少なさで若干混んでいました。女性用はかなり下の階まで降りないとありませんが、参加者1桁なので混むことはきっとないでしょう。
ちなみに、喫煙所は1階の外にあります。
エレベーターが小さいので10分休憩で外まで行くのは結構危険です。
講習内容
講師は2人で、2コマずつの担当でした。
一人目はプロフィールなどの紹介はありませんでしたが、一電工か電験持ちの実務経験者です。
滑舌が悪くあまりすっと頭には入ってこない講習でした。
語学と一緒で、知らない単語は聞き取れないものですので、略称についてはほぼ何を指してるか分からないのが残念でした。
また、「コンセントには実は長い穴と短い穴があります」みたいなことを言ってましたが、この会場にそんなことを知らない人がいるわけないのでは・・・と思うような話もあって変な感じでしたね。
全体的に実務経験者には物足りない内容だったんじゃないかなと思います。
二人目は通商産業省時代の検査官経験者の方で声のトーンも明るかったので眠くならずに聞けました。
ただ、内容が普段全く関わりのない高圧受電設備についてだったので、単純に予備知識が足りなくていまいち理解できない部分は多々ありました・・・。
申込から半年近くたってるし事前にテキストくれてたら予習もできてもう少し楽しめたのになーとおもいます。
すべて終わると最後に受講証明書をもらって終了です。テスト等はありません。
認定証申請
電気工事士は「免状」でしたが、この資格は「認定証」です。
第二種電気工事士免状だけでは高圧受電の建物は例え100ボルトのコンセントでも工事できませんが、この認定証を取ることでそのあたりが触れるようになります。
職場などの電気工事も一部できるようになったわけですね。(しませんが。)
電気工事士免状は大阪府はオンライン申請&支払いができましたが、今回は書面申請しかできません。
そもそも申請先が大阪府ではなく経済産業省の産業保安監督部です。
大阪の場合中部近畿産業保安監督部近畿支部ですね。
最後にもらえる修了証2枚と申請書などを送ります。
住民票や収入印紙を買いに行かないといけないので面倒です。
ということで、予備知識のなさから全てを理解できたとはいいがたい講習でした。
とりあえずわかったことは資格を取ったからと言って素人が電気工事をすべきではないということですね。
電気工事の勉強をした日はやたらと電線や引込線が気になって上を見ながら帰ってしまうので危ない!