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基本情報技術者試験【勉強方法・後編】


前編の続きです。

 

前編はこちら

www.shikaku.fun

 

 

 

午前対策ですら十分とは言えない状況なうえ、過去問をちょっと見た程度にしか午後対策をしていないのに、なぜ文系素人が基本情報技術者試験に合格できたのか。

 

その理由を説明する前にIPAの試験の数字のマジックについて触れたいと思います。

出席率について

IPAの実施する試験は総じて試験当日の出席率が非常に低いです。

もう1年近く前のことなのであまり詳細に覚えていませんが、今まで受けたほかの試験に比べて、圧倒的に空席が目立ちました。

よって、IPAから公表されているパーセントは合格者/受験者なので構わないのですが、応募者数を見てしまうと異常に難関資格に見えてしまいます。

実際にIPAの発表している、平成30年度春期の統計情報を見ても、

応募者 73,581

受験者 51,377

合格者 14,829 となっています。

合格率は、応募者に対しては、20.15%ですが、受験者に対してだと28.86%となっています。

受験者だけを対象にした場合、そこまで合格率が極端に低いわけではありません。

 

また、これは統計情報で裏付けできないので、推測になりますが、、、

基本情報技術者試験の受験者は積極的に受けている人は少ないと思います。

IT資格の登竜門ということで、あまり試験対策もせずに、とりあえず履歴書に書ける資格を増やす「機会」を確保しておこうと申し込んでいる就活生(大学生・専門学校生)や、会社で受けろと言われたから受けている若手社員が多いことが予想されます。

「会社から合格するように」言われたなら、まだ勉強も多少もするでしょうが、「会社から受けるように」言われただけの人は、受験はしますが、ろくに勉強をしていないので落ちます。

こういった、そもそも合格者の候補にすらなっていない、試験の土俵にすら立っていない受験生も多く含まれているでしょう。

合格率がそこそこ低いですが、不合格者の中にはそもそも合格する気もない・できるだけの対策を一切していない受験生も多くいるはずです。

しっかりと対策をしている受験生に対しての合格率は絶対に20%台ということはありません。下手したらちゃんと対策をした人は半分くらいは受かっているんじゃないでしょうか。

IPAの試験は総じてこんな傾向だと思います。国家資格ではありますが、業務独占資格でも名称独占資格でもない、つまり落ちても受かっても直接的に仕事が増えたり減ったりはしない資格だからです。(情報処理安全確保支援士を除く)

 

私が合格した理由というわけではありませんが、現実的にはそこまで合格率の低い資格ではない、ということです。

 

読解力がカギ

さて、では私が合格した理由ですが、、、

落ちている人との決定的な差があると自負しています。

それは「文章読解能力」です。

これだけがあっても受かるわけではありません。

基本情報技術者試験は午後にアルゴリズムや言語などが増えますが、試されている基本的な知識は午前も午後も大きくは変わりません。

それではなぜ午後は難しいのか。

それは問題が短文ではなく長文であり、小問同士にも流れがあるからです。

午前は受かるけれども午後で落ちる人というのは、基本的な知識には問題がないとは思います。足りていないのは、午後の長文問題を正確に読み解き、自分の持っている知識と結びつける能力です。

単純なパターンだと、長すぎて集中力が切れてしまい、持っている知識との照合がとれなくなる。ひどい場合だと適当に答えてしまう。読んでいるつもりにはなっているが、読み込めていない。そういった人が午後で落ちてしまっているんだと思います。

 

実際、午前試験は終了して途中退室する人がそこそこいますが、午後試験はみなさん時間いっぱい読み込んで最後まで粘る人が多いようです。

私はというと、午前も午後もさっさとおわらせて退室しました。

試験当日のことはまた別の機会に詳しく書きたいと思いますが、午後試験は基本的な情報処理技術に対する知識を持った人に対する読解力・国語力の試験です

 

ということで、午前試験は問題ない、または午前免除資格を持っているけどなかなか受からない人はいったん午後試験対策は置いておいて、読解力をつけましょう。

 

おすすめ読解力訓練

そこで、私のおすすめの現代文の先生を紹介したいと思います。

私が大学受験の時、以下に紹介する出口先生の本は非常に役立ちました。

 

出口のシステム現代文 ベーシック編(改訂新版)

出口のシステム現代文 ベーシック編(改訂新版)

 
出口のシステム現代文 バイブル編(改訂新版)

出口のシステム現代文 バイブル編(改訂新版)

 

もう大学受験は10年以上前なので、実際に私が使っていた本は売られていないのですが、 内容は大きくは変わっていないと思います。出口汪先生のシステム現代文シリーズです。今は様々な編に分かれているようなので、どれが一番おすすめとは言えないので2冊紹介しておきますが、文章を読み解く力は出口先生に鍛えてもらうのが一番だと思います。

この本だけではなく、他にも現代文は塾でいい先生に出会えたということもありますが、センター試験では過去問でも模試でも本番でも、現代文は常にほぼ満点でした。

(古典が致命的に苦手なので国語全体としては全然満点とれなかったんですが・・・)

自信をもっておすすめできる先生です。今の版は中身まで確認していないので、興味がある人はぜひAmazonではなく、書店で手に取って選んでみてください。

 

国語力・読解力は一朝一夕では身に付きません。

基本情報技術者試験を受ける人は理系の人が多くて、あまりいままで国語力を鍛えてこなかった人がおおいんじゃないでしょうか?

なかなか合格しない場合、この機会に一度読解力の鍛えなおしをすることで、試験合格に近づくだけでなく、仕事などでも役立つ基礎的な教養が身につくと思います。

 

かなりえらそうな書き方になってしまいましたが、基本情報技術者試験の勉強方法言いたかったことはこういうことでした。

読解力・大事!!

 

その他の対策

そして、読解力とかさんざん言ってますけど、アルゴリズムと言語もある程度とれるようにはしておかないと合格はできません。

アルゴリズムは基本的な理屈さえ分かっていれば、論理的思考をもとにトレースしていけば、それなりにとけるようになります。

言語は、プログラム経験のない人はおとなしく表計算を選びましょう。

そして、ここまでの前半の問題でしっかりと稼いでおけば、表計算はマクロの部分まで全問正解せずとも、関数の知識でとける部分だけ間違いなく正解すればなんとかなります。

マクロは基本的なことしかしりませんが、実際合格することができました。

まちがってもC言語とかJavaとか一から勉強しようとか思わないでくださいね!

 

試験当日のことはまた別の機会に。