コロナの影響で延期となった航空通信士試験(航空従事者学科試験)を受験してきました!
各種資格試験・検定試験が軒並み中止・延期となるなか、3週間ほどの延期でやってくれるのは資格マニアのネタとしてはありがたいんですが、国土交通省直轄の試験がやっちゃっていいんだろうか・・・と思いながら受験してきました。
会場
会場は当初の予定では大和大学でしたが、延期に伴って大阪府合同庁舎2号館へ変更となりました。
以前の記事で海事代理士試験と同じ建物と書きましたが、海事代理士試験は4号館でしたので隣の建物でした。
入館時には手の消毒と体温測定が行われました。
事前の案内では体温計を持参しろと書いていましたが、現地に行ってみると非接触型の体温計で普通にはかられたので結果的に体温計の持参は不要でした。
教室配置はこんな感じです。
小さい会議室でとにかく小分けにして密集を避けて実施している印象です。
さらに各休み時間ごとに消毒担当の方が入ってきて、使っていない机も含め毎回全て消毒作業をしていました。
私の受けた航空通信士は、同じく受験者の少ない自家用操縦士回転翼(自家用ヘリ)と同室でした。
教室の全貌は長机が7つある部屋で、座席に受験番号が置かれている席は6席でした。
で、肝心の航空通信士受験生の数ですが・・・
私一人だけでした!(笑)
航空通信士の大阪での出願者は2名いたようですが、もう一人は来ませんでしたので実際の受験生は私一人です。
回転翼の方は4人出願だったようですが、全科目受験した方が2名、一部受験した方が1名、欠席が1名でしたので、ほぼ1日中3人だけで試験を受けていました。
もう航空局の方と回転翼受験生の方にはどうせばれてしまうので、普段は受験番号は隠していますが、今回は公表しちゃいましょう。私の受験番号は3番でした。
それで最低3人はいるだろうと思っていましたが、大阪会場は2番と3番だけでした。
過去に東京で受験された方のブログでも9番から始まっていたという記述がありましたので、もしかしたら西の方から順番に全国で通番を振っているのかもしれません。
福岡あたりの会場に1番の方がいて、名古屋は4番から始まって・・・という感じでしょうか。
実態はわかりませんが本当に受験生の少ない試験です。
入館時の受付でも、受験票を提示すると受付の方が若干戸惑われていました。
「通信士の名簿どこだ・・・」っていう感じです(笑)
試験科目
試験科目は「航空気象」「構造」「航空法規」「航空通信」「空中航法」の5科目で、それぞれ40分間(30分で退室可)です。
構造のみ10問で、残りは各20問出題されます。
合格点は7割以上で、科目合格制度ありです。
問題についてはほとんどが過去問の使いまわしなので、テキストなどはありませんが過去問をやりこむだけで十分です。
反射的に選択肢を選んでいくだけなので40分もいりません。どの科目も5分~10分で解き終えて残りの時間は瞑想していました。
「構造」に至っては10問しかないので、開始1分で解き終えてその後1分で転記して合計2分で終わってしまいました。
5科目全て一括で試験時間1時間でも全然まにあうんじゃないかといった印象です。
と、余裕をかましていますが、1科目だけ若干不安な科目があります。
それは「航空通信」です。
航空通信士の一番メインの科目だから難しいのか??と思われる方もいるかもしれませんが、そうではありません。
この科目は他の操縦士系の試験と共通問題です。
そのせいかは分からないですが、過去問でみたことのない問題がいっぱいあったんですよね・・・。
しかも、航空無線通信士の資格もあるし無線通信系は他より知識の蓄えがあるので、他の科目ほど重点的に対策をしていなかったというのも敗因です。
模範解答は公式から発表されますがいつ発表かは分かりません。
いろいろと調べたら自分でも答えの確認はできるとは思いますがそこまでやる気はないのでおとなしく解答発表か合格発表を楽しみに待とうと思います。
その合格発表もいつになるかわからないんですがね(笑)
「合格発表日は未定です」とはっきりと言われてしまいましたから。
当初予定では試験から4週間後くらいだったので、5月初めくらいには発表されると思うので気長に待とうと思います。
自信のない問題が半分程度正解していれば合格点には達するので、文字通り五分五分といったところでしょうか。
万が一不合格だったら1科目だけのためにまた願書入手からやるのいやだなー。
合格しててくれー!