年末年始で特に受験ネタもないので書きだめていた証明写真についての記事を投稿してみま~す
資格マニアをやっていると、転職活動をしている訳でもないのによく証明写真が必要になりますよね。
みなさんどのように証明写真を用意していますか?
就活ではないので、印象の良くなる写真を準備する必要はありませんが、だからといって毎回証明写真ボックスで取っているとコストもそれなりにかかりますし、移動や服装の準備なんかも大変ですよね。
また、ありふれた履歴書サイズ以外の中途半端なサイズを要求してくることもあります。
(海事代理士試験なんかは無茶苦茶なサイズを要求してくるいい例ですね)
ということで、今回は私のやっている証明写真の量産方法を紹介したいと思います。
資格試験の出願以外でも、大学受験や就職活動・転職活動でも使えますのでぜひ参考にしてください。
写真撮影
証明写真を量産するにあたってまずは元になる写真を撮影する必要があります。
いくら勝負写真では無いとはいえ、プロに撮ってもらった方が安心の出来になりますのでまずは写真屋へ行きましょう。
私のおすすめはカメラのキタムラですが、近所にないということもあるかとは思いますので、どこの写真屋でも良いかと思います。ただし、必ず写真のデータを貰えるところにしてください。
カメラのキタムラの場合、店舗によって若干料金は変わってくるようですが、写真撮影+写真数枚+データで概ね2000円~3000円程度で撮ってもらえると思います。
このとき印刷してもらう写真のサイズは直近で必要としているサイズなどで適当に作ってもらえば良いかなと思います。
写真撮影については、プロと言っても超一流のプロではないので、私の経験上ほどほどに意見を言った方が良いかと思います。何回か撮ってもらいましたが、人によってはネクタイが曲がっているのを指摘してくれなかったり、顔の向きなどに細かい指示をくれないこともあります。撮影についてある程度口出ししても大丈夫かと思いますし、担当者にもよりますがある程度融通は聞くと思います。
データは保存期間があって一定期間内なら有料でプリントしてくれますが、それをすると結局高くつくので、データはCD-ROMでもらって自分のPCなどに保存しておきましょう。
写真加工
写真加工といってもいわゆる「インスタ映え」を狙った「盛る」行為ではなく、証明写真に適したサイズにトリミングすることです。
普段から画像編集等に取り組んでいる方はPhotoshopなりIllustratorなりで加工していただいて全然かまいません。
Windows標準のペイントソフトでも十分といえば十分です。
ただ、ここでは証明写真用のソフトを紹介したいと思います。
私が普段画像編集に使っているのはこちらです。
「証明写真をつくろう!」というソフトです。有料版もありますが無料版で十分です。
このソフトのいいところは、最初に作成したい写真のサイズを指定した後に、元写真の顔の中心線や頭頂部・顎の位置を指定すると自動的に適切なサイズにトリミングしてくれる点です。
また、最終的にはL版で出力するんですが、L版の中に収められる最大枚数になるように配置してくれます。裁ちトンボも表示してくれるので印刷した後に切るときにも便利です。
写真印刷
証明写真用にデータが用意できたら次は印刷です。家庭用のインクジェットプリンタでも出力は可能ですが、電気工事士免状のように提出した写真をデータ可せずにそのまま貼り付けるタイプの免状もあるので、できる限り劣化しないようにちゃんと印刷した方が良いかと思います。
その点、私がさんざん批判している大阪府の電気工事士の免状はラミネートされているので劣化の可能性は低いですが、東京都を始めとしたラミネートが無く、プレス印で偽造対策が取られているだけの免状もありますので劣化しやすい家庭用プリンタでの印刷は要注意です。
そこでおすすめしたいのが、コンビニプリントです。カメラのキタムラなどの専門店でも写真印刷用の機械はありますし、おそらくそちらの方が性能ですが、そんなに近所にあるものではないのでどこにでもあるコンビニの方が便利かと思います。
コンビニのコピー機で印刷するとL版1枚あたり30円程度で印刷できますので、よく使う3cm×4cmのサイズだと6枚をL版1枚におさめて印刷することができます。1枚あたり5円ほどでの量産が可能に!
コピー機へのデータの送り方ですが、USBメモリなどに事前にデータを入れておけばスムーズにできます。
ただ、ここでのおすすめは「ネットワークプリント」です。LINEで友達登録しておけば、トークで画像を送るだけで印刷番号を発行してくれ、あとはコンビニに行ってコピー機に番号を入力するだけで印刷することができます。
詳細はこちらからご確認ください。
このサービスは全てのコンビニに対応しているわけではなく、ファミリーマートとローソンのみで使えます。
セブンイレブンの方が近いぞ!という方は、セブンイレブンのみに対応しているこちらのサービスをお使いください。
こちらもLINEを使ってデータを事前に送ることができますので、よく行くコンビニに合わせて選んでいただけたら良いかと思います。
これらの印刷サービスを使って証明写真を作ると、最初の撮影に2000~3000円かかりますが、データをスマホにさえ入れておけば、その後はいつでもどこでも好きなサイズの証明写真を量産することができます。
スマホとネットプリントを使うことで出先でも印刷できますが、出先で事前に準備していなかった変なサイズの証明写真を要求された場合は、証明写真トリミング用のアプリを使えばいいかと思います。ただ、まだあまり使い勝手のいいアプリに出会えてないんですよね・・・。
そんなときの最終手段としては、コンビニコピー機の証明写真印刷機能を使ってください。
加工元となるデータさえ持っておけばコピー機を使って先程のアプリのようなトリミングをすることができます。ただし、この証明写真印刷機能はL版印刷よりも単価が若干高いので必要なときのみの使用をおすすめします。
ということで、長くなりましたが今回は証明写真の量産方法の紹介でした。
まとめると・・・
①写真屋で証明写真をとる(データをもらう)
②データを加工ソフトを使って証明写真サイズにトリミングする
③ネットワークプリント等の機能を使ってコンビニのコピー機にデータを送る
④コンビニコピー機で印刷する
といった流れがおすすめです。
よく証明写真は6月以内などの指定がありますが、高校生でも無い限りそんなにすぐに顔つきは変わらないと思いますので、私は2年に1回くらいの頻度で写真を取り直しています。いつでもすぐに出願できるようにみなさんも証明写真を量産しちゃいましょう!!